「補習校に行きたくない」「補習校嫌い」「補習校やめたい」と言ってきた時の対処法

補習校

前回の続きです。

ご両親としては、お子さんを補習校に行かせたい、でもお子さんの方が「補習校に行きたくない・辞めたい・嫌い」と言ってくる場合も当然あります。

その場合、お子さんとじっくり話し合うことが大切になってきます。

お子さんの心の中の本当の気持ちを聞く必要があります。

お子さんのどうしても辞めたい理由は以下にあるでしょうか?

  • 宿題が多すぎる
  • 教科書の漢字が読めない
  • 音読をさせられるのが嫌だ
  • 先生との相性が悪い
  • 授業が分からない
  • 授業が退屈
  • 仲の良い友達がいない
  • いじめにあう
  • 地域のスポーツ(サッカーやバスケットボールなど)と曜日が重なる
  • 現地校の友達は土日休みなのに、自分だけ土曜日に補習校に行くことに疑問を感じる

今回はアンダーラインの3つについて考えてみたいと思います。



補習校の宿題が多すぎる

わかります。確かに多いですよね。

私の経験上、これが最大の原因 No.1 だと思います。

学年にして小学3年生ごろから宿題が多いな、と感じ始めます。

日本の文部科学省のカリキュラムと進度を同じにしているので、先生は変更ができません。

カリキュラム通りにやる、ということは日本の一週間分を凝縮して、授業ではポイントだけをやり、あとは宿題 という形を取らざるを得ません。

宿題が多すぎるから行きたくない という原因は以下ではないかと思います。

  1. 学習内容が本人に難しすぎて宿題をするのが苦になっている。
  2. 宿題が多すぎるから遊ぶ時間がなくなる、のを理由にしている。

ここでお子さんの本音を引き出すためにこんな質問をしてみてください。

「もし宿題がなかったら行きたい?」

「行きたい!」 とすぐに返事が返ってくる場合は、補習校に行くのが楽しいのだと思います。それが友達に会うのが嬉しいのか、日本語を思いっきり話せる環境に行くのが嬉しいのか、本人に確かめないとわかりませんが、補習校に行くことが嫌ではなさそうです。

でも、「・・・」とちょっと考えてしまったら、学習内容が本人に難しくなってきているかもしれません。

宿題 ➡︎ 難しい ➡︎ 時間がかかる ➡︎ 遊ぶ時間が少なくなる

この 難しい、というのは

漢字が読めなくなっている ➡︎ 音読をさせられるのが嫌だ

ということです。

ではどうするか・・・

はい、応急手当てが必須です。

ママが必ずお子さんに付き添って一緒に宿題をやる

お母さんはお子さんが何年生まで一緒に宿題をやりましたか?

低学年のうちは、常に一緒にやっていたのではないかと思うのですが、

だんだんお子さん1人にさせるようになってくると危険信号です

海外ではお子さんが何年生になっても、ママは家庭教師として常にそばにいてあげる必要があります。

日本の学校に通っている場合は、担任の先生がお子さんの変化にすぐ気づいてくれると思いますが、補習校は一週間に1回なので、音読を聞いたりテストの結果や宿題状況ぐらいでしか判断できません。

小さな変化に気づいてあげられるのは、お母さんただ1人です。

学年が上になれば1人で宿題ができるだろう というのは補習校では通用しません

はっきり申し上げておきます!

補習校の宿題が問題なく出来る生徒さんのお母さんは ”常にお子さんの家庭教師” である
家庭教師、とは言っても そんな大げさなものではありません。
音読をそばで聞いてあげたり漢字が読めない時に教えてあげたり筆順がまちがっていないかをチェックしてあげる程度です。
いわゆるサポーターです。
ただ単に「宿題やったの?」とか「宿題終わったの?」とかの声かけは逆効果です。見れば聞かなくてもわかりますよね?(これを言い続けているママのお子さんは遅かれ早かれ「補習校に行きたくない」と言ってきますよ)

まず、以下のことをやってみてください。

補習校の宿題は必ず土・日で片づける

現地校で4年生くらいになると、現地校の学習の方もだんだん難しくなってきて宿題も増えてきて、平日に補習校の宿題なんてやってられなくなります。

結果、現地校が金曜日に終わったその夜、補習校の宿題を一気にやるという生徒さんが実に多いです。

これは一番能率の悪いやり方です。

これはアメリカの場合ですが、新学期が9月ごろ始まるので学年が上がる生徒さんがいるんですね。(日本は4月始まりなので4月に日本の3年生になったお子さんは、誕生月によっては9月に現地校では4年生になります)

つまり、4月に補習校の3年生のクラスは全員が現地校も3年生ですが、9月になると約半数が現地校では4年生になります。

そこで、土曜日に補習校から帰ったら、その日のうちに宿題を片づけるか、あるいはあくる日の日曜日の午前中に毎日の音読の宿題以外のドリルやプリント類を一気にやってください。

時間がかかりそうな場合は、答えを写すだけでも構いません。それだけでも復習になりますし、今は応急手当てということを忘れないでください。

とにかく終わらせることを第一に考えます。次の土曜日まで、やらなきゃやらなきゃ、というストレスをためないことです。➡︎ 遊べる時間が少なくなるとお子さんのストレスはピークに達します!

授業を受けてから24時間以内であれば、結構覚えていられるので効率よくできると思います。(「エビングハウスの忘却曲線」というのもありますが、そんなに気にする必要もないと思います。)

でも土日にやらずに金曜日にやると、一週間前のことなので殆ど忘れていて一からやり直すぐらい大変になるので苦痛になり、時間もかかり やりたくなくなります。

補習校の宿題の音読と漢字学習は毎日15分付き合う

補習校の宿題には、必ずといっていいほど、教科書の音読の宿題があると思います。これはどこかで時間を作ってタイマーをセットし、毎日やってみてください。

区切りの悪いところで終わってもタイマーに従い必ずストップすること。
親子の信頼関係を保つ上でも必ず時間は守ってくださいね。

おすすめは朝の15分です。

現地校から帰ってきたら、現地校の宿題やらお稽古やら塾やらで忙しく、寝る前は疲れ果てていますし、面倒になります。いつやろうか?と考えるだけでもストレスになります。

なので、朝15分だけ早起きをして、朝食の前や学校に行く前にやってしまいます。これを習慣化すると、確実にお子さんが変わってきます。

朝の15分が親子にとっての貴重な時間になっていきます。お子さんが小さい頃、絵本を読み聞かせていた頃の感情が親子に芽生えてきますよ。

そして、時間配分ですが、5分間教科書の音読10分間漢字の読みや書き取りを一緒にやります。土曜日の漢字のテストの勉強でもいいですね。

教科書は5分間だけ読めたところまでにします。続きは明日にします。

漢字も同じく、1文字か2文字で十分だと思います。お母さんは筆順正しく書けているかどうかを見てあげてください。

親子は遠慮がないので、決して怒らず、ダメ出しをしないように注意してください。間違ったら何度でも教えてあげてください。

お子さんが絵を描いてくれた時、どんな絵でも上手だね、って褒めてあげていたころのことを思い出してください。なぜか勉強になると、ミスの方が気になって、ついダメ出しになってしまう傾向があります。
(お子さんには期待してしまうんですよね)わかりますぅ〜 ぐっとこらえてくださいね

15分間はタイマーをセットし、親子の楽しい時間にする

お母さんとの時間が楽しければ、お子さんは毎日この時間を楽しみに起きてきますよ。

ご褒美は物ではなく 一緒に勉強できて嬉しかったよ と言ってあげる
この一言があるだけで、親子関係も良くなりますし、お母さんのことがますます大好きになってくれるはずです。
補習校の宿題も苦にならなくなってきます。

まとめ 「宿題が多すぎるから補習校をやめたい」と子どもが言ってきたら・・・

<原因>

学習内容がわからなくなってきている可能性があります
⬇︎
教科書の漢字がいくつも読めなくなってきています
⬇︎
宿題をするのに時間がかかります
⬇︎
遊べる時間が減ってきて、お子さんのストレスがピークに達します
⬇︎
「宿題が多すぎるから補習校やめたい」と言ってきます

<対策>

・土日に補習校の宿題の90%を終わらせる(音読以外のドリル・プリント類)

・毎日15分だけ親子で音読(5分)と漢字学習(10分)をする

<注意!>

絶対ダメだししない!

・親子の時間を大切にする という気持ちで取り組む

 

冒頭の、
  • 宿題が多すぎる
  • 教科書の漢字が読めない
  • 音読をさせられるのが嫌だ
この3つが解消されていくと思います。
ぜひ、試してみてくださいね。

 

 

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