端午の節句ってなに?(子ども向け)由来を簡単に 内容と漢字57が自然に学べる

行事で漢字を学ぶ

日本ではゴールデンウィークに突入し、5月5日は子どもの日ですね。

こちらのページでは、端午の節句の行事を使い、内容と’漢字を同時に覚えられるように工夫しています。

今回は、端午の節句こいのぼりの意味、お子さんにどう説明したらいいのかを、先生と生徒の会話・クイズ形式で簡単に分かるように解説していきます。

クラスで実際に出た会話も入っていますよ。

日本の文化年齢や学年に関係なく学習することができます。
クラスでもそのまま使えるようにしていますので
なるべく大きな画面でご覧になってくださいね。

中には、小さいお子さんには難しいと思われる説明もありますので、
そこはどんどん飛ばし読みしてください。

このページだけでこれだけの漢字⬇︎(57文字)が入っています。

今回は中学生以上の漢字が19も入っていますが、日常では結構出てきます。
内容が分かると、意外にあっさり読めるようになってしまいますので
ぜひ挑戦してみてくださいね。

漢字は学年通りに学ばなければいけない、なんてことはありません。

身近な漢字から どんどん読めるようにすれば、先取り学習になります。
知らないうちに語彙が増え、漢字貯金もできてしまいます。

説明を読みながら、親子で音読をしてみてください。

初めて漢字に触れるお子さんや、苦手意識のあるお子さんは、読める文だけをやってくださいね。
漢字も意味も同時に頭に入れようとしないのがポイントです。

今は意味がわからなくても、頭に語彙を入れるつもりで、
早口言葉として音読してください

言葉が先に頭に入り、その時にお子さんが
「これってどう言う意味?」と聞いてきたら、チャンスです!

その時初めて意味を教えてあげると
語彙の音と意味が理解できるようになります。

まずは音読を気楽にやってみてくださいね♪

行事の説は色々ありますが、こちらではお子さんにも分かりやすく、漢字学習に結びつけられるような説をとりましたので、ご了承いただければと思います。

では、最後までどうぞお楽しみください♪ (音声も載せています)

端午の節句ってなに?

端午の節句は何をするのかを解説していきます。

端午の節句の意味は?

もうすぐ子どもの日だね。

子どもの日はみんなのうちでは何をするの?

ぼくの家ではこいのぼりを飾るよ。

私はかしわもちを食べます。

おー!いいね!

みんなは端午の節句という言葉を聞いたことがあるかな?

 

ありませーん!!

じゃあ、この音読からやってみようね

端午というのは5月5日という意味で、

子どもが病気にならないように願う行事で、奈良時代(1200年前)に中国から入ってきたんだよ。

あ、桃の節句と似てるわね!

そうそう、桃の節句は女の子、端午の節句は男の子の成長を祝う、と思われているけど、どちらの節句も子どもの成長を願って始まったんだよ。

 

5月5日が特に男の子のお祝いになったのは江戸時代(400年から150年前くらい)からなんだって。

へ〜、そうなんだね。

滝を登った魚とは? 漢字の中に隠れている生き物とは?

じゃあ、ここで、端午の節句にちなんだクイズを出すよ。

私は飛び魚だと思います!
高くジャンプできそうだもの。

 

なるほど、そうだね!他には?

僕は鯉だと思うなあ。

だってこいのぼりを飾るじゃない?

こいっていう言葉がはいってるから。

おお!するどいね〜〜!
答えを見てみようね。

 

すばらしい!大正解だったね!

鯉がそんなに強い魚だったなんて知らなかったわ

先生もだよ(笑)

じゃ、このクイズはどうかな?

う〜〜〜ん、なんだろう???

ヒントは漢字の中にもあるよ。

龍だ〜〜〜〜〜〜!

そのとおり!!!

 

すごい!漢字って面白い!

これなら滝も竜もいっぺんに覚えられる!

まさか龍が鯉だったなんて!

 

そうだよな。「ニワトリが先か卵が先か?」と同じで

竜が先か鯉が先か、わからないけどね。
こいのぼりが竜と関係していたというのは面白いよね。

登竜門と立身出世って何?

登竜門とか立身出世という言葉を聞いたことがあるかな?

???

じゃ、とりあえず この音読で言葉を覚えよう!

 

じゃ、身近なところから話をしてみるね。

 

大学を卒業した学生がみんなどこかの会社に入るとするね。
入ったばかりの人のことを平社員(ひらしゃいん)と言います。

しばらく働いて、その中で優秀な人は係長(かかりちょう)という役にレベルアップします。

 

そのレベルアップすることを出世(しゅっせ)というんだ。

 

ゲームみたいだね!

そうだね。同じように係長から部長になって、部長から副社長になって、、、係長➡︎部長➡︎副社長➡︎社長➡︎有名にもなる
と だんだんレベルアップしていくんだ。

これを立身出世と言うんだよ。

へ〜〜〜、

りっしんしゅっせ

とっても言いにくい発音だわ。

 

ハハハ、そうだね。
レベルアップできるのは みんながみんな出来るわけではないだろ?
一つの会社に社長が何人もいたらおかしいよな。

これを鯉の滝登りに たとえて

少しの人しかレベルアップできない=少人数しか登れない➡︎入り口が狭い門だからわずかな人しか入れない➡︎「登竜門」

 

と言うようになったんだ。

なるほど〜〜〜

【まとめて音読してみよう ①】

 

上のがスラスラ読めたら、ふりがな無しもやってみよう!

実際のクラスの様子です⬇︎

中国の「鯉の滝登り」と言う故事(昔からの言い伝え)があります。
これは「竜門という滝を登り切った鯉は竜になれる」という意味です。
登竜門…出世や成功のための関門」の言葉の由来になっています。
竜門…中国の黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流
(中国の歴史書「後漢書 李膺伝」によりますと、李膺(りよう)という実力者(官僚)がいて彼に才能を認められれば出世が約束されたものと同じで(➡︎立身出世) その認められた人は、竜門に登った鯉のようなものだと例えられたのです)

『こいのぼり』にはどんな意味がある?

こいのぼりをじっくり見たことがありますか?
一つ一つを見ていきましょう。

矢車と吹流し

鯉のぼりの先端に付いている矢車を見たことがあるかな?

なんか、くるくる回ってるよね!

カラカラ音も聞こえるわ

矢車とカラカラという音は、「うちに男の子が生まれたから守ってください!」っていう神様への合図なんだ。

そして、五色の吹流しは、悪いものを追い払う意味が込められているんだ。

 

こいのぼりが出来た時は黒い鯉一匹だったのが、時代と共にだんだん増えていったんだね

 

みんなが知ってる柏餅にも意味があるんだよ。

先生、子孫繁栄ってなんですか?

お、いい質問だね。

子孫繁栄というのはね、

子どもが大人になって、

その大人に また子どもが生まれて、

と ずっとずっと続いていくことだよ。

柏もちは なんでこんな大きな葉で包んであるの?

柏の葉はね、新しい芽が出るまで落ちないんだ。
つまり、 子どもが産まれるまで親は死なない。
だから家系が途絶えない、ってことだよ。

じゃ、これも子孫繁栄と同じ意味ね!

ずばり!その通りだよ!

葉っぱにもちゃんと意味があったんだね!

【端午の節句】菖蒲湯とは? 葉菖蒲と花菖蒲のちがい

みんなこういうお風呂に入ったことあるかい?

あるけど、この長い葉っぱを入れるのはなぜ?

これはね、菖蒲湯と言って武士の間で流行(はや)ったんだよ。
葉が刀の形に似てるでしょ。

菖蒲=尚武(武を尊ぶ)で同じ読み方なんだ。香りも強いので悪い気を追い払ってくれる効果があるんだって。

ほんとだ!確かに葉っぱが刀みたいに長いね

お風呂に入れる葉は特に葉菖蒲と言うそうです。花も地味ですよね。
それに対してきれいな花の方を花菖蒲と言います。

最後の音読はこれだよ。

あ、この兜(かぶと)の置物、僕の家にもあるよ。

【まとめて音読してみよう ②】

ふりがな無しにも挑戦できるかな?

まとめ こいのぼりは魔除けと立身出世のシンボル

こいのぼり 魔除け立身出世のシンボルです。

というのは池や沼でも生息できる非常に生命力が強い魚です。

このことから子供が健康に育ち、どんな困難にもめげず乗り越えられる人になるようにと願う飾りになり、立身出世のシンボルになっていきました。

今回は中学生以上の漢字がいっぱい出てきたけど、そんなに難しくはなかったでしょ?

はい!むずかしくなかったでーす!

菖蒲湯に入って柏餅を食べて楽しい子どもの日にしてな!

はーーい!

 

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