先日、補習校を続ける? ①から④ までお伝えしてきましたが、早速読んで下さったママさんからメッセージをいただいたので、シェアと共に私の思うところを書いてみたいと思います。
いただいたメッセージ⬇︎
補習校のブログ拝読いたしました。もっと早く知っていれば!
と 長女が補習校を辞めたときのことを思い出し少し後悔しましたが、私自身の補習校への見方が少し変わるとてもいい記事をありがとうございました。我が家の場合、親がお手上げになってしまい、申し訳ないことをしてしまいましたが、おかげで、こちらのブログにも出会え、面白い学習方法にも出会えたので、これはこれでまぁ、よかったとしております
と、補習校に対するイメージが少し変わったという嬉しいコメントをいただき、書いてよかったなぁ、と思いました。
このメッセージから、
補習校は長女ちゃんはどの辺で悩んで辞めたのですか? もっと早くに知っていれば、と思ったところはどの辺かしら? 差し支えなければ教えてくださいね。
とお返事を差し上げたら、ありがたいことに詳しく教えて頂けました。
メッセージをくださったママはアメリカに住む2人の娘さんを持つ方です。当時長女ちゃんが小学1年生の時のお話と少しだけ次女ちゃんのお話です。長女ちゃんは補習校には1年生の2学期から行き始め、3学期が終わると同時にご自分(ママ)のせいで辞めさせてしまったことを申しわけなく思っているようでした。
その1「自分が至らなかった」と自分を責めてしまうママ
ママにはもう過ぎ去ってしまったことですが、同じような悩みを持つ他のママのために、メッセージを区切りながら、こうしてみたらどうかな? というのを書いていきますね。
補習校を長女が辞めた理由は、主に親にあります。
① 宿題をやらせるのが、とにかく大変でした。
まだ次女も小さく、そして、夫も忙しく、ワンオペだった私にとって
宿題嫌がる長女のメンタルケアもしながら、次女の相手もしながら、
家事もしながら、なんだかごちゃごちゃしてきてとっても大変でした。
ママ歴7年ぐらいですし、次女ちゃんも手がかかるし、頭はパニック状態ですよね。私もママ歴7年ぐらいの頃は自分に笑顔が全然なくなっていたのを思い出します。
こちらのブログを読んでいたら
もう少し楽にできていたかも知れませんが、
長女の場合、例えば、音読は、
私が一回音読すると、スラスラすら〜って読めてしまう一方、
漢字は相当に嫌だったようで、一文字書かせるのでも もう大変でした。
けど、宿題はちゃんとやっていきたいという思いが強くあったようなので、まだ小学校1年生なのに泣きながら、嫌がりながら机に向かうのは、ちょっと違うなって思いました。
3年生ぐらいで躓(つまず)くのはよくあるケースですが、1年生から長女ちゃんのように辛い思いをしているお子さんもいるのかと思うと胸が痛いですね。
それなのに宿題はちゃんとやっていきたい、という思いが強くあったのは素晴らしいことですよね。でも、ママの言うように泣きながら嫌がりながら机に向かうのは、確かにちょっと違うかも・・と私も同感です。本来、勉強は楽しいものですものね。
今ならそんなこともスルーしたり、
ブログにも書かれていたように
土曜日のうちに友だちとさっと終わらせたり
など切り抜ける方法は分かるのですが、
当時はまだ持ち合わせてなかったので仕方ないです。
そうです そうです、心にゆとりなんてありません。ママにとっても初めての経験ですし、そばに相談するお友達ママを見つけるのも簡単ではないですよね。
ごちゃごちゃしやすい私にとって、次女の面倒を見ながら、
毎週の補習校の配布物の管理や提出物の準備なども負担で、
申し訳ないことをしてしまいました。
補習校って、なぜかやたら配布物が多いですよね。私もなんでこんなにあるんだろう?って思ってました。親が書かなきゃならない提出物もあるし、我が子がせっかくやった宿題プリントも忘れないようにしないといけないし、ママは確かに負担が多いですよね。でも長女ちゃんは、ママがアタフタしているのも肌で感じているはずなので、申し訳ない なんて思わなくていいと思いますよ。
今なら手を抜く所としっかりと手を入れるところが
分かるので、もう少し上手に伴走できたと思います。
ママ歴が積み重なることによって、身に付くワザですよね。1人目は特に大変ですよね!わかりますー。みんな一緒です!!
その2 補習校の学習の仕方がどうもしっくりこない
②補習校の学習の仕方がどうも窮屈に感じる長女の学び方を見ていると、
補習校での教え方とあんまり合わないのかなって感じることが
たくさん有りました。
漢字をなんども書くということや毎日の音読や
算数の問題を解く時に、決められた方法以外だと☓になることなど、
せっかく自由に学べるアメリカに来たのに、
日本と同じように
決められたことができないからと
ちゃんと理解できていたとしても
☓をもらう教育に疑問を持ったからです。
この「漢字をなんども書く」というのは、今の日本でも今の補習校でも多くの先生がしているやり方ですね。先生自身がきっとそういう教育を受けてきたので、同じように児童にさせているのですよね。(これは現在疑問に思っている先生もたくさんいらっしゃると思います)
お子さんにとっては苦行であるし、この先生も もしかしたら子どもの頃は苦行だったかもしれません。ただ、先生がそれしか方法が思いつかなかった、ということもありますよね。ほかにも教えなきゃいけないことがあるし、漢字はたくさん書くべきものだ、という固定観念があったかもしれないですね。(私が小学生の頃、漢字一文字につき100回書く、という宿題もありました。担任がかなり年配の先生だったので昔から代々続いている学習法というのがわかります)
小学生のうちは勉強に関してもお稽古事に関しても先生が絶対、という感覚を持っているお子さんがほとんどだと思うので、長女ちゃんも愚直に取り組み苦しくなってしまったんだと思います。
漢字テストも毎回0点でもいいよ!って思っていたのですが、
「0点とることに慣れるのもどうかな」との夫の一言に
確かになぁ〜
と感じたのを思い出します。
ママの太っ腹な姿勢はとてもいいと思いますし、ご主人の一言も納得ですね。
こういう場合は、例えば「漢字テストに関しては、読みが最低できればいい」とか家族での方針を決めて、それを先生にお伝えしておくといいかもしれませんね。
初期のうちに
連絡帳(なければ
お手紙)にお子さんの家での様子と自分の意見、家族の方針を正直にそのまま書いてみる
- 娘には宿題はちゃんとやっていきたいという思いが強くあること
- 娘は泣きながら嫌がりながら机に向かっていること
- だけど、まだ1年生なのに泣きながら嫌がりながら机に向かっているのはちょっと違うのではないか、と自分(ママ)が思っていること
- 算数の問題を解く時に、決められた方法以外だとXになることにも自分(ママ)が疑問を持っていること
- 補習校と先生に期待していること
- 娘に期待していること
1と2では事実を書き、3と4では自分の思ったことを書き、5と6では今後 我が子が続けて通えるように補習校や先生、我が子に期待する意思表示です。
特に、5と6では
・娘には補習校に通うことを楽しみにしてほしいこと
・家では得られない印象に残ることを何か一つでも持ち帰ってくれれば嬉しいこと(例えば先生からのお話で初めて知ったことや面白かったこと、お友達との楽しかった会話や出来事など)
・「泣きながら宿題をするくらいならやらなくていい」と常に娘に言っていること
(例)漢字を何回も書くのは娘はかなり苦痛に思っています。泣きながらやっても頭に入るとは思えませんので、先生には申し訳ありませんが
「書きたい回数だけでいいよ」と伝えています。
・漢字テストは、現地校の学習も大変なので読みが最低できればいい、
書き取りはおまけくらいに考えていること
などを書いて先生に宣言するのです。親としての方針が決まっていて上記のように宣言していれば、たとえ宿題の漢字のマスが全部埋められていなくても教師がとやかく言ってくることもないと思います。(でも、ここまで書いて万一先生からのクレームが来て納得しないときは、校長先生に相談してくださいね)
これなら補習校に取り組むハードルも下がり、ストレスなく補習校に行けるのではないか、と思うのですが いかがでしょうか?
特に真面目すぎるママやお子さんには、もっと気楽な気持ちで補習校を利用してほしいなぁ、と思います。
*補習校の校長先生は日本の文科省から派遣されているため、現地の実情に詳しい先生方お一人お一人をとても信頼し尊重してくださっているので、先生がどういう風に宿題を出されているとか、どのように採点されているとかは殆どご存知ないのです。
その3 ママが子どもの代わりに宿題をやる? 応急処置の裏技
次女の時は、どうしても宿題をやるのは嫌だったけど、
空欄のまま授業に出ると惨めな思いになり、
それは避けたいという思いがあったので、
私や長女がかわりに書くことで
「見る」「聞く」学習に変更したことがあります。
これは、授業に出るのも嫌になるのを避けること、
宿題やろうと座っているだけでもよく頑張っている!
という状態だったからです。
次女の宿題は私がかわりに書いて提出して
なんとかその場を切り抜ける技を持っているのを考えると、
長女の時も色々ともっと方法はあっただろうになぁと感じます。
なるほど、、、授業に出るのも嫌になるのを避けるために、
お母さんが代わりに書いてあげたのですね。
親としては、空欄のまま授業に出ると惨めな思いになるだろう、
と次女ちゃんの自尊心を傷つけないようにしてあげたのですね。
なんて優しいんでしょう!
宿題とは違うケースですが、
私の教えたクラスにも同じようなママが何人もいました。
実は小学1、2年生の漢字が殆ど読めない中学生がいて、その子の教科書を見ると全ての漢字にふりがなが振ってあったのです。
クラスで順番に当てられて、自分の番が来た時に子どもに惨めな思いをさせたくない、という、まさに親心ですよね。しかも教科書全部にふりがなが振ってあった生徒さんは1人だけではなかったんですよ。
私はもーーー愕然(がくぜん)としました。愕然としたのは生徒さんにではなく、こういう生徒を量産してしまった補習校の背景にです。
(*決して補習校が悪いわけではありません。理由はこちらの記事をご覧ください)ママたちの労力を考えると本当に頭が下がる思いでした。
(これがきっかけで、教材を作ろうと思ったんですけどね)
ではここで
ママが子どもの代わりに宿題をやってあげている人に向けて裏技を伝授しておきますね。もうママが代わりにやらなくて大丈夫ですよ!
(お子さんは復習になり、お母さんの負担を減らすことにもつながります)
クラスの人数が15人以上の比較的大きな補習校の場合は
宿題の提出は先生と生徒間だけで完結しますので、お友達に「〇〇ちゃんがやってきてない」とか非難されることは、多分ないはずです。*登校と同時に提出するのが殆どなので、生徒同士で見せ合うことはありません
でも、小規模の補習校の場合、例えばクラスの人数が5人以下になりますと事情は変わってきますので、その6を参照してください。
もしお子さんがどーしても宿題をやりたくない時は、こうしてみてください。
応急処置 裏技その1 答えを写すという「視写」の宿題にすり替える
そして、正直に
「未提出は避けたかったので、答えを写す『視写』として取り組ませました」と一言書いておくのです。
根が真面目すぎるお母さんは、「答えを写させるなんて子どものためにならないんじゃ・・」と思うかもしれません。でも、これは応急処置です。写すことで復習もできますし、やらないよりはましだと思いませんか?(ただし、国語の場合のみです。算数はただ数字を写しても復習にはならないのでやめてくださいね)
応急処置 裏技その2 答えを写すのもイヤな時
お友達が他の人の宿題を見ることはないので、非難されることもありません。ですから正直に先生に一言書きましょう。
「今週は宿題をすることができませんでした。」
そしたら、先生の方が気になって聞いてきてくれるかもしれません。その時に理由を正直にお話しすればいいと思います。先生だって人間です。相談すればきっと分かってくださるし、お子さんに寄り添ってくださると思いますよ。
その4 補習校の授業料と補習校を嫌がる我が子を天秤にかけた
③ 予算と時間 あとは、お金です。
毎月200ドル近くの出費と、嫌がる長女との天秤にかけ、
それだったら、毎月200ドル好きな本を買ってあげる方がいいんじゃないかという結論に至りました。
補習校は一つの選択肢であり、無い地域も沢山あります。
日本語学習は今はオンラインも充実してるので、いい時代になりましたよね。
絵本や読書が好きなお子さんなら、良い選択だったと思います。これならお金も生きてきますし「いやいや行かされた」という思い出が残る方が、親としてはいちばんつらいですよね。
あと、1年生だった長女は
私と一緒じゃないと補習校には行かないと言いはってました。
でも当時私はまだ運転が得意じゃなかったので
補習校には夫に運転をお願いし、
そうなると次女も一緒で、
毎週土曜日に朝から4人分のお弁当、
長女の持ち物の確認、準備などで、
私のキャパギリギリでした。。
申し訳ないです。
補習校が終わるのを待っている間も
夫は仕事がありましたので、
私は次女と公園や博物館で待っていました。
それはそれで楽しいのですが、
毎週土曜日が終わるとヘトヘトになってしまっておりました。
補習校が楽しい場所、とまだ思えないうちは
誰だってお母さんにそばにいてほしいですよね。
毎週、家族での大移動だったのですね。
親子4人でよく頑張りましたね。
あと、当時は2年で日本に帰国する予定だったので、
日本に帰国してからキャッチアップしたらいいという
軽い気持ちでおりました。
もしその時から5年も6年もこちらに居るということが
わかっていれば、変わっていたかも知れません。
こればかりは先が読めませんものね。
彼女の性格、私の性格、夫の性格、下の子の年齢など、
その時はまだよく付き合い方も分かっていなかったので、
今思うと仕方ないと思います。
更に、夫も、補習校にはあまり賛成ではなかったというのもあります。
勉強って、そんな無理矢理にするものでも、イヤイヤさせるものでもないという意識があるのも大きいのだと思います。
ご主人の言われる通りだと思います。長女ちゃんは当時まだ1年生ですし、
勉強は楽しいもの、という体験をさせることの方が重要だったと思います。
その5 補習校以外のいろんな学び方を試してみたかった
④色んな学び方を試してみたかった
少し重複しますが、後は、色んな学び方を試してみたかったというのがあります。
これはすごく勇気が居るのですが、
補習校だけが日本語を続ける方法じゃないだろう、
きっともっとほかにも選択肢はあるだろう、
それを見つけて試行錯誤していこう、
というなんだか冒険心も有りました。
というのも、せっかくアメリカにいて、
日本の学校の通りに学ばなくてもいいチャンスにあるのだから、
嫌がることを無理やり悪い評価をもらいながらやらせるよりかは、
彼女にあった学び方を見つけて、楽しみながら学ぶ方法を見つけたいって思いました。
すばらしい考え方だと思います。
娘ちゃんたちはとても良いお母さんに恵まれたと思います。
楽しみながら一緒に学んでくれる、って最高です!
補習校は唯一の選択肢ではないですし、こういうお母さんなら研究熱心だと思うので、お子さんに合った学び方をきっと見つけられると思います。
アメリカではホームスクールと言って現地校には行かせず、親が先生代わりになってお子さんに教えるシステムだってありますものね。
お子さんを補習校に通わせているお母さんの中には、
「補習校に入れておきさえすれば何とかなる」と
補習校に全部お任せでお子さんをほったらかし、
補習校をベビーシッターがわりに使うというケースが実際にあります。
そういうママのお子さんは、宿題をする時にもお母さんに付き添ってもらえないので遅かれ早かれ学習困難になり、いずれやめていきます。
4年生くらいまではそれで上手く行きましたが、
5年生ごろから社会や算数で苦戦しています。
算数は積み上げの大切さ、
社会はまだわからないですが、
これからどう挽回させていこうか
これからも探究しつづけようと思います。
日本の社会科はアメリカのソーシャルスタディともまた違い、
歴史上の人物や地理など難しい漢字もたくさん出てきますからね。
ですが、これだけ一緒に寄り添ってくれるお母さんが
そばにいてくれるだけで長女ちゃんは心強いと思いますし、
乗り越えていけると確信しています。
ホール典子さんが主催してくださった
マルチリンガルの子どもの日本語を続けるワークショップに参加したことも、
補習校を辞めて日本語を続ける選択に背中を押してもらえました。
同じ仲間のいるワークショップに参加した、というのは良い経験でしたね。
苦しんでるのは自分だけではない、と知ることができて、
お互い励みにもなりますよね。
オンラインで色んな情報にアクセスできるのも、
Kindleで日本語の本にアクセスしやすいのも、
タブレット学習が進んできているのも、
今の時代の特権だなって感じています。
ほんとにその通りですね。
>もっと早くに知っていれば、と思ったのはどの辺かしら?(の私の問いに関しては)
宿題を楽にする方法です。
あと、宿題は適当にすればいいという部分です(笑)
また、学び方は色々あるということ。
例えば、漢字も書くのが苦手なら、ミチムラ式で取り組んでみるなどです。
そのほか、補習校の成績表はその後なんの影響も与えないし、
いい成績取らなくてもいいということも、
ふじ子先生のようにすぱっと言って頂けると
とても気持ちが楽になります。
私自身が、「ちゃんと勉強しなさい!」というお家で
育ったので、その価値観をもっと早く解けているとよかったと感じます。
子どもの頃のお母さんからの影響は本当に大きいですよね。
ママの愛情を一心に受けて育ったお子さんなら
「うちのママが世界一」とみんな思っています。
だからお子さんはママの期待に応えようと必死になってしまうのですよね。
もっとわがままに、日本語続ける手段の一つとして
位置づけていいということ、
長期間住むことになると、補習校が日本語仲間に出会え、
日本語を続けるとてもいいモチベーションになるということ、
そういう点かなと思います。
そうです そうです。
ベビーシッター代わりは困りますが、もっとわがままに使っていいと思います!
日本人のママはみんな真剣になりすぎて真面目すぎる(笑)
先ほども書きましたが、
補習校には ママもお子さんも もっと気楽に行っていいんだよ、
と伝えたいです!
メッセージをくださったママさん、本当にありがとうございました。
こんなに詳しく真剣に書いてくださり感謝感激です。
生の声をお聞きすることができて、とても嬉しかったです。
その6 補足:小規模補習校とオンラインの場合
補習校といっても、規模はさまざまで、中には5人以下のクラスもあります。
しかも最近はオンラインでの授業になることもありますので、宿題提出に関しては注意が必要です。
応急処置の裏技をその3でご紹介しましたが、小規模校の場合について考えてみます。
少人数ですと、塾のような感じにも見えますが、内容はやはり大規模校と変わらず文科省のカリキュラムに則(のっと)って行いますので、先生も生徒さんも大変さは同じです。
小規模の場合ですと、その3の応急処置の裏技をする場合には事前の先生とのコミュニケーションが大切になってきます。
宿題をやっていないことで、お子さんに惨めな思いをさせないための工夫です。
対面式の場合は それこそお友達の非難を浴びてしまうかもしれませんし、オンラインの場合、空白の宿題を画面に映し出され、他の生徒さんと共有されてしまうかもしれないからです。
この2つは何としても避ける必要があると思います。
担任の先生は、先生としての経験が浅い方もいらっしゃいます。
一人一人の宿題を映しながら解説をしていくような場合も考えられます。
そんな中、空白の宿題を映し出されたら、恥ずかしいと思うお子さんも必ずいるはずです。(あー、今日は休めばよかった、と思ってしまいますよね)
そして、その時点からそのお子さんは授業に集中なんて出来ませんし、こういうことが何回か重なると、補習校をやめたくなってしまってもおかしくはありません。
たとえ先生自身に悪気(わるぎ)はなくても、繊細なお子さんの場合は それを見せられたら、どうしても傷ついてしまいます。
お子さんのことをよく知っているのはママだけですので、そこはお母さんが前もってお子さんを守ってあげて欲しいと思います。
ひとこと先に先生にお伝えしておくだけで、最悪な事態は避けられると思います。
お母さんはお子さんの気持ちをまず第一に考えてあげてくださいね。
小規模の補習校での対策:宿題をやれなかった時は、
先生に事前に連絡をし、
我が子が恥をかかないように配慮してほしい、と伝えておく
(具体的な要望を書いてもいいと思います)
【まとめ】先生の指導法が自分(ママ)の期待となんかちがう
最後に簡単にまとめておきますね。
- 補習校のカリキュラムはかなりハードなので、お子さんのできる範囲で参加する(いやいや取り組んでも何も身に付かない)→その1
- 担任の先生の指導法と自分(ママ)の期待と何か違うと感じた時は、初期のうちに連絡帳(またはお手紙)に家族の教育方針を先生に伝える→その2
- 宿題がきつい時は裏技を使う➡︎「書写」に変換して提出し、正直に「未提出は避けたかったので、答えを写す『書写』として取り組ませました」と一言書いておく→その3
- 宿題をやるのも嫌な時は「今週は宿題をすることができませんでした。」と素直に書いて提出する→その3
- 補習校は一つの選択肢であり絶対的なものではない→その4 その5
- 小規模の補習校の場合とオンラインクラス(少人数)の場合での宿題提出には気をつける(繊細なお子さんの心を傷つけないため)→空白のまま出すときは事前に先生に連絡しておく→その6
こちらの記事が他のお困りのママさんに届くことを願っています。そういうママが読者さまの近くにいましたら、ぜひシェアして差し上げてくださいね。
また、他の内容で悩んでいるママさんがいましたら、ぜひコメントくださいね。
最後まで読んでくださり ありがとうございました。
コメント