七草粥はどうして食べるの?(子ども向け)54通りの読みが学べる

行事で漢字を学ぶ

お正月が終わると、
「行事って、どこまで子どもに伝えたらいいんだろう」
そんなふうに思うことはありませんか。

七草粥も、
ただ「体にいいから食べようね」で終わらせてしまうと、
子どもの記憶には残りにくいものです。

でも本当は、七草粥は
食べ過ぎた体を休ませ、
一年がんばる心を整えるための、日本の知恵。

さらにそこには、
日本の昔からの「若菜摘み」の風習と、
中国から伝わった薬草文化が出会った歴史があります。

このブログでは、
小学生の子どもたちが
「へぇ」「なるほど」「だからなんだ!」
と自然に思えるように、
先生と子どもの会話形式で七草粥を紹介しています。

読み終わるころには、
七草粥が
「ただの行事食」ではなく、
親子で気持ちを整える時間

に変わっているはずです。

忙しい毎日の中でも、
日本の行事が
少しだけ、あたたかく身近になりますように。

最後にショート動画も入れておきますので復習で使ってくださいね。

54通りの読みも覚えられます。

七草粥って何で食べるの?

ねえ、二人にクイズ。
七草粥って、何のために食べるご飯だと思う?

えーっと、縁起がいいから?

お正月だから?

どっちも惜しい。でも、もっと大事な理由があるのよ。

七草粥は『リセットご飯』

七草粥はね、
体と心に「お疲れさま」を言うご飯なの。

え、にも?

うん。
お正月って、ごちそういっぱい食べるでしょ。
お餅(もち)、お節(せち)、甘いもの。

あっ、胃が…ってなるやつ。

そうそう。
七草粥は、食べ過ぎた胃腸を元に戻すご飯
だから、体にやさしい。

七草粥の由来

じゃあ、昔の人も食べ過ぎてたの?

いいところに気づいたね。
実はね、日本の昔、弥生時代から
若菜摘み」っていう風習があったの。

若菜って、春の草?

そう。
冬が終わって、はじめて芽を出す命。
それを摘んで、元気をもらう。
日本独自の考え方だよ。

でもさ、七草粥って中国から来たって聞いたことある。

すごい!よく知ってたね!
中国には薬草スープを飲む風習があったの。
それが日本に伝わって――

日本の野草と合体?

その通り!
中国文化と日本の文化が混ざって
七草粥が生まれたんだよ。

ミックス料理だ。

はは、いい言い方だね。
そしてね、七草粥を食べる日は
一月七日

あっ、ちょうどお節料理もなくなる頃だね。

そうそう。
ジンジツ(人日)の節句とも言って
人を思う日」っていう意味があるの。

じゃあ、まわりの人だけじゃなくて、

自分のことも大事にする日ってこと?

そうそう。

あー、だから体だけじゃなくて、

心も休ませる日なんだ。

 

その通り。
だから、七草粥は
体と心を整える日本の知恵なんだよ。

七草をリズムで言ってみよう♪

じゃあ、みんなで言ってみよう。

2つ、3つ、2つで区切りながら読むと唱えやすいよ。

せり なずなごぎょう はこべら ほとけのざすずな すずしろ 春の七草

せり なずな

ごぎょう はこべら ほとけのざ

すずな すずしろ 春の七草

上手、上手!
昔は、こうやって声に出して覚えたんだよ。

すずなとすずしろ、って
かぶと大根なんだね。

そうそう、すずな・すずしろ の方が

きれいな音の響きだと思わない?

思う〜♪

七草粥 最後の確認クイズ(定着させよう)

じゃあ、最後の確認クイズ!

行くよ!

七草粥を食べる一番の理由はどれ?

A:縁起がいいから
B:胃腸を休ませ、心も整えるため
C:草を食べる日だから

もう分かる。

Bでしょ。

大正解!
七草粥は、
一年を元気に始めるための、やさしいご飯

今年も、自分の体と心に
「お疲れさま」って言ってあげようね。

は〜い!

七草粥の本当の意味(ショート動画)

 

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